キャットフードについて真剣に考える
猫を飼い始めてキャットフードに対する関心が高まり今回は、現在与えているロイヤルカナンについて調べてみました。
現在5ヶ月の子猫にとって食事は重要で体の成長に不可欠な栄養素がすべて入っているはずです。
人間の子供も成長期の頃の食事にはとても気を使うと思います。
・添加物は入っているか?いないか?
・使われている食材は国産か?外国産か?
・栄養価の高いものか?そうでないか?
・信頼できるメーカーか?そうでないか?
などなど・・・
私にとっても猫は子供同然の存在であり、食に対する不安や疑問が色々と湧いてきたのです。
猫は本来肉食なのでたんぱく質や脂質を必要としていますが、飼猫の場合バランスの良い食事が求められます。
一日に成猫が必要とする栄養素一覧(Wikipediaより)
蛋白質 | 脂肪 | 炭水化物 | カルシウム | リン | ナトリウム | カリウム | マグネシウム | 鉄 | 銅 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
餌の28%以上。仔猫の場合はその2倍。 | 9%以上 | 40%以下 | 1g | 0.8g | 0.2g | 0.4g | 0.05g | 10mg | 0.5mg |
マンガン | 亜鉛 | ヨード | ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | パントテン酸 | 葉酸 | ニコチン |
1.0mg | 4.0mg | 0.1mg | 550国際単位 | 0.5mg | 0.5mg | 0.4mg | 1.0mg | 0.1mg | 4.5mg |
ビタミンB12 | コリン | タウリン | ビタミンC | ビタミンD | ビタミンE | ビタミンK | 水分 | ||
0.02mg | 200mg | 100mg | 必要量無し | 100国際単位 | 8.0mg | 必要量無し | 1kgあたり50-70ml |
上記栄養素が入っているのはもちろんのこと成長期の子猫にはもっと栄養が必要となります。
現在与えているロイヤルカナンのキトンの成分表示を見てみると
成分はバランスよく入っているようです。
次に気になったのは、原材料の緑のラインの入っているものです。
なかでも家禽*ミート っていったいなんなのでしょう?
家畜(かちく)と勘違いしていましたが、家禽(かきん)と読むそうです。
家禽ミートってなに?気になったので調べているとよくある質問に答えがありました。
「原材料の家禽とはヒトの食用として飼育された鳥類のことで鶏と七面鳥を使用している」とあります。
ところがネットで家禽ミートを調べるとあまりいいことは書かれていません。
家禽ミートについて少しまとめますと、
家禽ミートに使われているものは4Dミートと呼ばれ家畜のくず肉や内蔵・骨粉を加工したものが使われることがある。
4Dミートとはアメリカにおける肉の基準のランク名称で
Dead(死骸)
Diseased(病気)
Dying(死ぬ寸前)
Disabled(障害のある)
これらを合わせて4Dミートと呼ばれています。
ヒトの食用として飼育された鶏と七面鳥の肉だけを使用しているなら鶏、七面鳥肉や鶏肉と記載すればいいところを家禽ミートと記載しているからには4Dミートと呼ばれるものも含まれている可能性はあるかもしれません。
次に動物性脂肪について
猫にとっては動物性脂肪は欠かせない栄養素なのですが、どのような脂肪を使っているのかが不明な場合、腐った動物の脂肪や廃油を使っている可能性があります。
最後に酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)について
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)とは発がん性のある酸化防止剤です。
以前日本では使用禁止の動きがあったBHAですが、キャットフードにもBHAが入っているのは好ましいとはいえません。
没食子酸プロピル(もっしょくしさんプロピル)とは油脂類の酸化防止剤として使用される食品添加物で入っていてあまりいいとはいえません。
次々と気になるところが出てきました。ロイヤルカナンも決して悪いフードだとは思いませんが、なるべくなら良くないものが入っていないキャットフードを選びたい。
結局、キャットフードは何を選べばいいの?となるのですが猫ちゃんの健康を考えてこれから勉強しながら考えて行きたいと思います。